どんたくに参加される多くの方がしゃもじを持って舞台やパレードに参加し、しゃもじを打ち鳴らしながら踊られます。 その起源となったとされる一説は、昔、商家の前を通りかかった、どんたく隊のお囃子の見事な音色に夕餉の支度をしていた、ごりょんさんが浮かれ出し、手に持って......
市内が一望できる博多港のシンボル「博多ポートタワー」を設計した,建築家・内藤多仲氏は,東京タワーや大阪の通天閣なども手がけており,彼が戦後に設計した6つのタワーは兄弟とも言われています。 博多ポートタワーは昭和39年生まれの末っ子。次男の通天閣と似ているでしょ......
節分の時期になると,櫛田神社の入口に飾られる「大おたふく面」 これは,博多のユニークなアイデアマン田中諭吉さんが発案した“福が来ないならこちらから飛び込んで行こう”という趣旨の「大おたふく面の福くぐり」から始まったものです。 また......
今やすっかり定着しました3月14日のホワイトデーですが、その始まりには諸説があります。 全国飴菓子工業協同組合や東京の不二家の元祖節もあるようですが、博多では、銘菓「鶴の子」でよく知られている老舗菓子屋「石村萬盛堂」が昭和50年代の初め当時の女性雑誌の投稿欄に......
福岡の伝統工芸品の代表格であり、国の無形文化財にも指定されています。 仁和二年(1241年)、聖一国師とともに宗から帰国した博多商人・満田弥三右衛門が美しい絹の織り物と技術を博多へ持ち帰り、博多織を始めたと伝えられています。 江戸時代には、福岡藩主黒田長政が幕......
五重塔が有名な東長寺ですが,実は日本最大級の大きさを誇る木造座像の大仏があるのをご存知ですか。 仏像の高さは10.8m,重さ30t,光背の高さ16.1mもある「福岡大仏」は,昭和63年より彫刻が始まり,4年の歳月を経て完成しました。 七仏や十三仏も彫られた後ろ......
博多港は韓国を中心に日本一の国際乗降客数と言われています。 2時間55分でジェットホイルが博多~釜山を往復し、福岡空港にも多くの国際路線が就航しています。 そして、多くの外国人観光客に博多観光を楽しんでいただいています。 その観光スポットの一つに、博多祇園山笠......
豊臣秀吉の太閤町割りによってできた博多の旧町。 それぞれに由来ある名称をもった公称133の旧町は,昭和41年の町界町名整理事業によって24の新町に整理統合されました。 博多のまちを歩くと,あちらこちらに旧町名が記された石碑を見ることができます。 この石碑は,昭......
玄界灘に面し新鮮な魚介類が水揚げされる博多では、全国的には生で食べることの少ない「サバ」が以前から刺身で食べられています。 生のサバの食べ方として、定着しているのが「ごまさば」です。 作り方も簡単です。近海産で脂がのったサバの刺身を醤油ベースのタレと胡麻で和え......
鶏肉に里芋やゴボウ、レンコン、ニンジンなどを醤油で煮込んだ、博多の代表的な家庭料理です。 博多弁では、「盗む,寄せ集める」ことを「がめる」と言います。つまり「材料をいろいろとってきて煮込む」あり合せのものを「何もかもがめくりこんで」煮込むことから、筑前煮とは呼......