豊臣秀吉の太閤町割りによってできた博多の旧町。
それぞれに由来ある名称をもった公称133の旧町は,昭和41年の町界町名整理事業によって24の新町に整理統合されました。
博多のまちを歩くと,あちらこちらに旧町名が記された石碑を見ることができます。
この石碑は,昭和50年代に寄贈された40基に,博多のまちおこし団体「はかた部ランド協議会」が創立15周年を記念して建立した15基を加え,計55基にもなります。(建物の建て替えなどにより,移設・撤去されたものもあるようです。)
ちなみに,寄贈された石碑の石材は西鉄市内電車の敷石として使用されていたものを再利用しているそうですよ。
この石碑を見ながら,博多のまちを巡ると,新たな発見ができるかも知れませんね。
石碑右側面記載/寄贈 福岡八ロータリークラブ 協力 博多町人文化連盟
石碑左側面記載/これらの石材は西鉄市内電車の敷石として使用されていたものであります