今年6月5日のコラムで、
「福岡市博多区 博多駅前1丁目にある承天寺 には、「常楽院」の横と「洗涛庭(せんとうてい)」に菩提樹があり、丁度今がその花の見ごろで、淡黄色の小さな花を枝一杯につけている様子と、バニラのような甘い香りを境内に漂わせている。また、花の後には7~8mmの実(菩提子という)が出来、10月ごろ褐色に熟する、球形で念珠の材料となる。これが菩提樹と呼ばれる所以の一つです。」
とご案内いたしました。
先日、承天寺のあの菩提樹を見てきました。10月に入り、その実(菩提子)は褐色に色づき始めていました。自然は今年も、我々の期待に応えてくれそうです。
菩提樹で作られた数珠は、非常に神聖なものであり、縁起が良いものとして身につけられています。
承天寺の菩提樹の実(菩提子) 上部で中央少し右に3個の菩提子が見えています。