承天寺を開いた、聖一国師(しょういちこくし)は、1241年に中国から帰国した際に、製粉の技術を持ち帰りました。 うどん、そば、まんじゅう等の粉物文化がここから全国に広まっていきました。
承天寺境内には、「饂飩、蕎麦発祥之地」と言う石碑があります。この石碑の周辺にはこの時期「原料」となる本物のそばが栽培されていて、そばの木とか、花とか、実を見て、楽しむことが出来ます、小さなそば畑ですが、とくに印象深く、「饂飩、蕎麦発祥之地」を忘れられないものにしてくれています。
左側が「饂飩、蕎麦発祥之地」の碑で、台座の周囲にそばが見えています。
右側は「御饅頭発祥之地」の碑です。
拡大して見ると、そばの木と、小さな白い花を見ることが出来ます。
春には、運がよければ、この場所で、そば畑を見ることが出来るそうです。