聖一国師[しょういちこくし] 鎌倉中期の臨済宗の僧
宋から帰国後に博多綱首・謝国明の協力を得て承天寺を開山しました。
聖一国師は宋から、うどん・そば・羊羹・まんじゅうなどの製法を日本に持ち込み伝えたと言われています。
また、当時、博多で疫病が流行した時に、施餓鬼棚を弟子に担がせ、自らその上に乗って町中に聖水(甘露水)を撒いたところ、疫病が退散したとのことです。一説には、これが博多祇園山笠の起こりだとも言われています
承天寺には「饂飩・蕎麦発祥之地」の碑、「山笠発祥之地」の碑が置かれています。