つい先日迄、博多の街はソメイヨシノが満開で、人々は花を見上げながらの心地良い季節に浸っていました。
一方、承天寺の境内では静かですが美しく自己を主張する苔たちを見かけました。
「苔」と言えば、世界遺産でもある京都の西芳寺(苔寺)が、”緑の絨毯を敷き詰めた様な美しさ„で特に有名ですが、ここ承天寺の「苔」は、これとは少し趣を異にして、枝の高さを低く抑えた松(1m以下)と苔の調和の美しさ、また、山門をくぐって左側全体は、赤松の巨木やもみじの木々と巨石と苔との調和は豪快な美しさがあります。加えて、方丈の前に広がる庭園は、「方丈」「洗濤庭(石庭)」「苔庭」は博多、玄界灘、中国と言った世界観を味わうことが出来ます。
どうぞ他ではなかなか見ることの出来ない承天寺の苔と松と巨石の調和の美しさを見に来てください。
松と苔の調和は承天寺以外ではなかなか見ることの出来ない清く美しい情景です
赤松の巨木やもみじの木々と巨石と苔との調和は豪快な美しさがあります
方丈の前に広がる庭園は、「方丈」「洗濤庭(石庭)」「苔庭」は博多、玄界灘、中国と言った世界観を味わうことが出来ます
境内全体に広がる緑の絨毯を敷きつめたような苔群
緑の絨毯に積もった桜の花弁