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博多の食「博多うどん」

2013年08月15日(木)
コラムニスト

博多のうどんで思い出すのは承天寺を開山した聖一国師のことです。聖一国師は宋から留学僧として帰朝しましたが、“まんじゅう”と“うどん”“そば”の製法を博多に持ち帰り伝えた元祖と言われています。
博多のうどんは辛口ともいわれますが、その味のよさは天下一品ともいわれています。
玄界灘特産の“イリコ”と北海道の“コンブ”と地元博多の古い醸造元から取りよせる醤油とをミックスして、おいしいうどんの「すめ」(つゆ)がうどんの美味しさを左右する決め手となるのです。これこそまぎれもない「博多うろん」なのです。
因みに、終戦直後の博多うどんは素うどん一杯10円、具うどん(天ぷら・かまぼこ)が一杯15円で食べられていたことを懐かしく思い出します。

博多の魅力