東長寺さんで、毎日“PM5時につく鐘”を“六時の鐘”といい、6回つかれていますがその意味をご存知でしょうか?
何故そう呼ぶのかを藤田住職にお伺いしましたので、報告します。
正式には、“六時の鐘”とは、昼夜を六つに分けた時間をいい、一時が四時間に相当します。
ちなみに、高野山では、一度につき、18回×6(1日)=108回つきます。
昼を三時、夜を三時となります。
具体的には、
6時~10時 晨朝(しんちょう) | 昼 |
10時~14時 日中(にっちゅう) | 昼 |
14時~18時 日没(にちぼつ) | 昼 |
18時~22時 初夜(しょや) | 夜 |
22時~2時 中夜(ちゅうや) | 夜 |
2時~6時 後夜(こうや) | 夜 |
*これを参考にして、東長寺さんでは、場所と時節を鑑みて、PM5時に、1日1回のみ、六時の鐘をついていますとの事です。
勉強になりましたでしょうか!何にでも興味を持つと面白いものですね!