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東長寺“六時の鐘”のいわれ

2015年10月15日(木)
コラムニスト

東長寺さんで、毎日“PM5時につく鐘”を“六時の鐘”といい、6回つかれていますがその意味をご存知でしょうか?
何故そう呼ぶのかを藤田住職にお伺いしましたので、報告します。

正式には、“六時の鐘”とは、昼夜を六つに分けた時間をいい、一時が四時間に相当します。
ちなみに、高野山では、一度につき、18回×6(1日)=108回つきます。
昼を三時、夜を三時となります。
具体的には、

6時~10時    晨朝(しんちょう)
10時~14時  日中(にっちゅう)
14時~18時  日没(にちぼつ)
18時~22時  初夜(しょや)
22時~2時    中夜(ちゅうや)
2時~6時      後夜(こうや)

 

*これを参考にして、東長寺さんでは、場所と時節を鑑みて、PM5時に、1日1回のみ六時の鐘をついていますとの事です。

勉強になりましたでしょうか!何にでも興味を持つと面白いものですね!

 

 

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