博多の総鎮守「櫛田神社」の神様への奉納行事の博多祇園山笠が、今年も7月15日早朝の追い山笠(おいやま)でフィナーレを迎えました。
今年の一番山笠の東流から、八番山笠の走る飾り山笠までが駆け抜けた櫛田神社の能舞台(境内)で、その熱も冷めやらないうちに、“鎮めの能(しずめののう)”が奉納されていることをご存知でしょうか?
これは荒ぶる神様(須佐之男命(すさのうのみこと))を鎮めるための行事で、舁き山笠が通過後の6時過ぎ頃から、奉納されています。喜多流の能楽師による舞囃子などが厳粛に行われていて必見の価値があります。最近は知られるようになり、観客も増えていますが、その起源や内容はまだまだの感があります。
その話はまた今度と致します。是非追い山笠の後に一度足をお運びください。
余談ですが、今年小生の古い友人が舞台に上がったと後日知りましたが、当日は全く気づきませんでした。残念!