7月15日早朝、4時59分、大太鼓の音に合わせ一番山笠が櫛田入しその後5分毎に二番山笠、三番山笠と約120メートルの櫛田入を行う追山笠は、博多祇園山笠のクライマックスでありテレビの生中継等も行われておりますので、ご覧になった方も多いと思います。
そして、約1時間後八番山笠の櫛田入も終わった櫛田神社の能舞台に、笛の音が響き始める。
勇壮な山笠の櫛田入により荒ぶる神に奉納される「鎮めの能」です。黒田藩ゆかりの喜多流梅津社中の能楽師が櫛田神社に伝わる翁の面を着けて舞われます。
全国的に有名な博多祇園山笠ですが、「鎮めの能」については、地元の皆様もご存じでない方が多いみたいです。
どうぞ、次回博多祇園山笠を見られるときは、「鎮めの能」をご覧ください。