いつの頃かさだかではありませんが、今の博多駅前一丁目(旧出来町)で農業のかたわら、お菓子作りを始めたそうな。
大宰府街道のそばでしたので、旅人にぼた餅、よもぎ餅を売っていたそうな。また、黒田藩が神社仏閣を石堂川沿いに集めたので、御供物を納めていたそうな。
1830年頃には「榮松堂」という名で菓子屋になり、昭和20年頃まで神社仏閣御供物調進所だったそうです。
戦後、博多・福岡のお菓子として、黒田藩の生きる希望を与えた吉祥の藤の花の「藤巴」の紋所をいただき「もなか 黒田五十二萬石」を発売。1977年には「筑紫もち」。
現社長の父の「黒田如水公のように生きよ」という言葉と如水公の平和と文化と人間主義に深い尊敬の念から屋号を「如水庵」とされたそうです。
今年の大河ドラマ「軍師官兵衛」戦国大名が趣向を凝らした変わり兜の中でもとてもユニークな形をした「赤合子(朱塗合子形兜)」をかぶり戦いに。赤合子をかぶった官兵衛は生涯負け知らずであったことから勝負をかける受験生、ビジネスマン、愛を伝えるバレンタインデーに縁起物としてぜひご賞味・おつかいください。
私は「官兵衛の赤合子」を食べて、天下を取った気分でテレビドラマを応援します。
福岡の岡田准一さ~ん。