博多区竹下にある“アサヒビール博多工場”の敷地内に“東光寺剣塚古墳”(とうこうじ けんづか こふん)という福岡平野で最大級の前方後円墳があるのを御存じでしょうか?
今回は、その内容について紹介します。
この古墳は、観音山古墳とも呼ばれ、古くは江戸時代(1704年)に黒田藩の学者貝原益軒の「筑前国続風土記」という書物にも現れています。
1988~1989年に福岡市教育委員会により発掘調査が行われました。
墳丘の大きさは、長さ75m、後円部直径46m、前方部幅59m、高さは5.5mです。
古墳の造られた時期は、6世紀中頃(西暦550年前後)とみられています。
その場所は、現在アサヒビール福岡工場の敷地内にあり、申し込みをすれば、一般の方にも開放しています。
都会の喧騒から逃れ、古墳散策後は“アサヒビール園で一杯”というのはいかがでしょうか!
機会がありましたら、是非一度訪ねてください。