しょうりんざん みょうてんじ
寺社仏閣 博多旧市街エリア日蓮宗のお寺で、黒田藩士立花家の菩提寺です。
日蓮宗の立教改宗350年にあたる僧侶、日忠とキリスト教を普及していた宣教師との宗教に関する問答が
妙典寺で行われ(石城問答)、問答に勝利した日忠は初代福岡藩主:黒田長政から協会の地を与えられ建てた寺が
中央区の勝立寺であるといわれています。
また、現在の本堂と山門は220年以上前の天明5年(1785年)に第32世、本妙院日定上人の代に再建されたもので、
1945年の福岡大空襲からも焼失を逃れ、往時の姿と留めています。
■宝船
通常は、本堂内の右側に祀っている大黒さまを博多旧市街ライトアップウォークの際に本堂正面の宝船に奉安しています。
大黒天は、福徳円満の神として知られ、室町期以降多くの日蓮宗寺院で祀られるようになっています。
この功徳は「楽を得、福を与え、良薬を与え、智者となし、長命となし、善心となす」と言われています。