今月、福岡市で22年ぶりに世界水泳が開かれます。
街ではPRポスターや旗があちこちで目に入るようになり、世界中から来られる方々を迎える準備が整い始めました。
福岡市ではより多くの場所で、花づくりを通じて「まち・人・心」を豊かにする運動をしています。そして、今回世界水泳の開場の一つ・マリンメッセ周辺から続く、博多のメインロード・大博通り沿道が、さらに色とりどりの花でにぎやかになるようです。
また、水やりなど市民の多くの方々の協力を頂き、「福博のおもてなし」を一層盛り上げてくれるのでしょう。通りを歩く方々を見上げるように咲く花は、梅雨のシーズンに風韻(ふういん)を漂わせてくれそうです。
この7月は博多の夏祭・博多祇園山笠の季節です。大博通りを南下すると、現在、呉服町交差点近くには博多祇園山笠・東流の豪壮な飾り山笠や舁き山笠を見ることができます。そして祇園交差点近くの東長寺では、塀を越え夾竹桃(きょうちくとう)の濃い紅色の花が旺盛に咲いています。梅雨の合間の青空を突き抜けるように咲く姿は、元気を与えてくれているように思えます。
気候が不安定なこの季節だからこそ、身近にある花たちを見ながら街歩きするというのも、愉しみ方の一つかもしれませんね。