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コラム

雑餉隈

2023年05月24日(水)
コラムニスト

雑餉隈(ざっしょのくま)は博多区と大野城市西部にまたがる地域の通称で全国でも難読地名として話題に挙げられたことがあります。
名前の由来は諸説ありますが、貝原益軒編纂の「筑前国続風土記」によるとその昔、太宰府へ向かう人々を対象とした多くの店が連なっていた場所であったこと、または太宰府の官人の雑掌居があったことによる可能性があるそうです。
雑餉隈には西鉄大牟田線の「雑餉隈駅」とJR九州鹿児島本線の「南福岡駅」があり、さらに大牟田線の高架に伴い2023年度末開業予定(2022年8月時点)の「桜並木駅」の新駅ができ、新駅の近くには桜並木があり春の満開の桜は見ごたえがあります。
「雑餉隈駅」から「南福岡駅」方面に向かって約200mのアーケード付の「銀天町商店街」があり、駅利用者や地元住民に利用され賑わいを見せています。当地はソフトバンク創業者の孫正義氏が前身の「ユニソン・ワールド」を設立したところであり、また武田鉄矢氏の出身地で実家のたばこ店があったところでもあります。

銀天町商店街

桜並木

博多の魅力