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石堂橋秘話?

2013年04月03日(水)
コラムニスト

石堂橋は江戸時代「博多六町筋」と呼ばれた町筋の終点で、参勤交代の時には福岡藩主や唐津藩主も通っていました。

現在では毎年7月9日夕刻、博多祇園山笠のお潮井取りの時、七つの流れが、この橋の上に集合して隊列を組んでスタートする場所であり、博多の人々にとっては特別の橋なのです。

今、石堂橋の擬宝珠の8個は、各流れの名前を入れた山笠の提灯の形になっていますし、手すりの内側は山笠の杉壁模様で、街灯は高張り提灯、四隅の柱には「石堂丸」、「濡衣塚」、「閻魔様」、「五代力様」、周辺のお寺の伝説等のレリーフが取り付けられています。

こういう橋の模様を作ったのは博多生まれのグラフィックデザイナー西島伊三雄さんのアイデアだと聞いています。

近くに行かれた時には是非ご覧になって下さい。

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