博多の７月は祇園山笠で熱くなっています。
そろそろ，あちこちの花火の便りもきかれます。私は花火が好きで，なぜか観ると手を合わせたくなります。
夏空をみあげてそんなことを考えていると，ワイワイガヤガヤにぎやかに白人男子学生十数人の一団がおみえになりました。
まず笑顔で階段を指さし，「ビッグブッダ！」と福岡大仏をご案内した後は，英文の資料ファイルを使用して身ぶり手ぶりでご案内。黒田忠之公の墓前で資料のファイルを見てもらって，最後に日本語で「腹切り(はらきり)！」と手を腹にあて，終わったと思ったとたんあちらこちらから「！！」「！！」「！！」と英語の連発。私の頭の中は真っ白。両手を胸に組み合わせ目を閉じて「オーノウ」と頭をふると，周りははじける様な大笑い。その中から「チュッ！」と投げキッス。一瞬私の胸に花火が散りました。若い人って，いいですね～。元気と明るさをもらいます。