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文明開花の地・中洲

2013年08月22日(木)
コラムニスト

慶長6年(1601)に黒田長政が筑前国に入国した頃の中洲は湿地帯であったと言われています。
弘化4年(1847)に“蘭学好みの殿様”と言われる黒田長溥公により、中洲5丁目現松居ビルの場所に「福岡藩精錬所」が建設されました。
ここでは最新技術で小銃、磁器、ガラス器、薬品等が製造され、この時、作られたガラス器の技法が今の博多チャンポンとして伝えられています。
現在では九州最大の歓楽街となっており、東京の新宿・歌舞伎町、札幌・すすきの と合わせて日本三代歓楽街と称されることもありますが、江戸時代の中洲は文明開化の地であったのです。

福岡藩精錬所跡の碑

 

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