私は承天寺の庭園が好きで、度々訪れるのですが、冬の承天寺は訪れる回数が少なく、しかも、時間をかけて見ていないことに気づき、先日ゆっくり見てきました。夏の庭園は、平成28年4月の「博多だより」に記載した通り、「苔」、「松」、「巨石」の調和の美しさは日本の宝物の一つと言っても過言ではないほど素晴らしいものです。これに比べ真冬の庭園は、木々は落葉し、苔、巨石の色も沈みがちで、夏のあの艶やかさはありませんが、それなりに落着きがあり良いものでした。ぜひ冬の承天寺を訪れて下さい。
この時期訪問者も夏季に比べて比較的少なく、ゆっくりとご覧になれます。
また、承天寺は承天寺通りを挟んで東西に分かれておりますので(山門は西側、寺務所は東側)両方をご覧下さい。
中門から真冬の「方丈」、「庭園」の情景
方丈前の真冬の「洗濤庭(石庭)」と「庭園」