博多の秋の行事に、色を添え華やかさを演出する“博多芸妓”
歴史は古く1889年(明22年)旧奈良屋小学校近くの相生町に相生券番ができ、大正時代の最盛期には5つの券番に2,000名もの芸妓が在籍していたが、昭和期のピーク時で884名、戦後数十名になり現在は22名にまで減少した。
華やかさの陰、存続も危うい時代の中に明るいニュースがありました。
櫛田神社のおひざ元、ふくやビルの1階に新しい事務所兼ステージと客席付き稽古場が出来たのです!
通りに面して格子戸風の入り口に控え目な「博多券番」の表札、正式名称は「博多伝統芸能館」
11月3日に完成、お櫛田さんの清道とご神木“大銀杏”の面前の稽古場で気合も入ることでしょう。
現在は12月9日(土)博多座での総踊りに向けて稽古に励まれていると思います。
これからは身近な所で見学できる可能性が出てきたので、ファンの一人としては楽しみが増えました。
また、博多にわかや博多独楽などの伝統芸能を見学できる体験型文化施設としても利用できるそうです。
是非、櫛田神社やふるさと館に立ち寄る時はのぞいてみてください。