私達が日常使用している言葉で意味を知らないものが多くあります。
仏教の教えの中から例を挙げてみると、 「苦あれば楽あり」とは人は皆「楽」を求めていますが、その反対には多くの「苦」があります。 この世は苦に満ちているが、苦も楽も同じものと考えることで克服できるということです。
「せちがらい」とは「せち(世智)」は俗世間での世渡りの知恵、才覚のことです。 「せちがらい」は抜け目がない、打算的の意味が強まった語です。
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