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パワースポット・東長寺のラッキー亀?

2016年09月05日(月)
コラムニスト

大博通りに佇む由緒ある東長寺(博多区御供所町)、その中でも異彩を放つ六角堂は博多ガイドの会の「博多だより」でも幾度か紹介されていますが、六角形の「亀」が大好きな博多商人の寄進によるものである事は知る人ぞ知るところです。
江戸時代も終わりに近づいた天保13年(1842)に、今の呉服町あたりで薬や漆の商いをしていた豊後屋栄蔵(万歳桜袖彦)さんが募金を集めて東長寺の末寺に建立、その後ここへ移築したもの。 回転式の仏龕・仏殿で輪蔵という面白い作り、6体の仏像が安置されています。
正面から上がると緑のお賽銭入れは六角形で亀の絵も描かれています。 本堂の扉の斜め上部にも亀の彫刻が施されていて、お好きなんですね~。 そして万民の長寿を願ってのことでしょうか。
もうひとつ、山門左手の「弘法大師開基 密教東漸日本最初霊場」と書かれた石碑の下にも亀さん!?
いえいえ、これは龍や鳳凰、麒麟などと同じく想像上のおめでたい霊獣だそうです。こちらの鼻の部分がつるつるに光っているのはご利益を求めて道行く人々が撫でているから。 私も当番ガイドの度に触れていますが、いつもちょっぴり良いことがありますよ! 〝プチラッキーアイテム″ですね。

 

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