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コラム

お盆

2013年08月08日(木)
コラムニスト

昔、お釈迦様の弟子のひとり、目連尊者は、亡くなった自分の母親が成仏できずに餓鬼道に落ち、逆さづりにされ苦しんでいることを知り、何とかしたいとお釈迦様に相談されました。
お釈迦様は「夏の修行が終わった日に多くの人に供物や食べ物をささげて供養すれば、餓鬼の苦しみから逃れることができるだろう」と言われ、その通りにしたところ、母親は極楽往生を遂げられたそうです。
お盆の正式な名称は古代インドのサンスクリット語のウラバンナ(逆さづり)を音写した盂蘭盆会(うらぼんえ)。
逆さまにつり下げられるような苦しみに遭っている人を救う法要という意味があるそうです。
死者の追善供養となる「施餓鬼会」が執り行われます。日本では故人や祖先の霊を家に迎え供養してともに過ごす期間として定着していますね。
東長寺では8月16日14時より「おせがき法要」があります。手をあわせましょう。

東長寺の地獄絵

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