すっかり秋の風物詩となった「博多旧市街ライトアップウォーク千年煌夜」今年も10月31日~11月4日まで開催されました。
承天寺ではここから様々な文化が発祥し全国に広まったという伝承にちなんで、期間中は饂飩(うどん),蕎麦(そば)や博多織の出店販売もあり賑わっていましたよ。
今回は「福岡そばの会」の方によるお蕎麦を頂きました。
出店のあたり一面に、干し椎茸、羅臼昆布、枕崎の鰹節をふんだんに入れた鍋で煮出したダシ汁の美味しそうな匂いが漂います。唐津で栽培・収穫した蕎麦の実で打った麺は柔らかさとコシがベストマッチ。そばの会の方も「これだけこだわった材料を使う蕎麦はなかなか食べられんよ~」と仰るとおり、この時だけの贅沢な味わいでした。
お寺の方丈には聖一国師が持ち帰ったとされる製粉装置の設計図「水磨様」を元に作られた模型が置かれていて、こちらも興味深く拝見しました。