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博多の豆知識

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【山笠まめ知識】追い山笠のはじまり  江戸時代の出来事

豆知識

張り詰めた緊張感が漂う午前4時59分、一番山笠が「ヤー」の掛け声とともに櫛田入りし男たちの熱気とともに1分1秒を競い約5キロの博多の町を疾走します。
観る者すべてが感動するこの追い山笠ですが、最初のうちは、無かったようです。では、どうして始まったのか。
一説によりますと。江戸時代、堅町の若者が土居町の娘さんを嫁にもらったそうです。その年の正月に嫁の里へ来た堅町の婿を土居町の若者たちがからかいたことから喧嘩沙汰になりましたが、何とかその場は収まりました。
そして、その年の山笠当日、土居町が昼食を取っているすきに、堅町が正月の報復にと食事もとらず追い抜こうとしたから、さあ、大変。土居町も抜かれてはならぬと駆け出し追いつ追われつとなり、観衆も大喜びとなったことが起源と言われています。

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