博多祇園山笠は、毎年7月1日から15日にかけて開催され、期間中10数メートルの絢爛豪華な飾り山笠が市内10数箇所に立ち並び、多くの観客を魅了します。
そして、祭り後半の10日から重さ1トンもの舁き山笠が町中を勇壮に疾走し、祭りは、静の山笠から動の山笠へ移り、15日の早朝4時59分の追い山笠で、七基の舁き山笠が5キロ先の回り止め(ゴール)を目指し夜明けの博多の町を駆け抜け祭りのクライマックスを迎えます。
この博多祇園山笠の起源は、諸説ありますが、1241年に宋から帰国した聖一国師が博多の町に流行していた疫病を封じ込めるため町人の担ぐ施餓鬼棚に乗って祈祷水を撒いたのが始まりとする説を博多祇園山笠振興会は起源としており770年を超える歴史と伝統を誇る祭りです。