追い山笠は1トンもの重量があるので、山笠の表を舁いているときに転倒したり、狭い道で山笠台と電柱などの間に挟まれると大怪我をしかねません。 転倒の備えとして山笠台には工夫がされていて台の下部前面にある横木の中央がやや高くなっています。この横木を「への字」と呼びます。舁き手が転倒しても最悪、下にもぐりこめるようになっているのです。 電柱などに挟まれそうになったときは舁き縄にぶら下がるようにして棒の下にもぐりこんで挟まれるのを防ぐそうです。
カラーの部分がへの字
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