土をつき固め、上に屋根をかけた土塀。 柱を立て、板を添えその中に泥粘土を打ち込む。屋根は瓦葺。須社はある場合とない場合がある。表面にはしっくいを塗る場合が多い。 また、定規筋が入った塀は、筋塀(すじべい)といい、御所や格式の高い寺社のみが使用できたという。五本が最高である。 ちなみに五、三、一の本数で奇数である。偶数は使用しない。
聖福寺境内の築地塀(画像提供「聖福寺」)
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