住吉神社の秋の行事「例大祭」が10月12日~14日に行われました。
神功皇后が渡韓された際、住吉大神の御神徳により無事御帰還されたことに対し感謝され、「相撲」と「流鏑馬」とを以て御神慮を慰められました。 これに由来し、稚児行列や流鏑馬、また御縁をもとに5校(住吉、春吉、東住吉、春住、高宮)の小学校による少年相撲が行われ、地域の少年横綱が決定致します。
今回は10月13日に見てきた「流鏑馬」についてご紹介します。
流鏑馬は、疾走する馬上から的に鏑矢(かぶらや)を射る、日本の伝統的な騎射の技術・稽古・儀式のことを言います。馬を馳せながら矢を射ることから、「矢馳せ馬(やばせうま)」と呼ばれ、時代が下るにつれて「やぶさめ」と呼ばれるようになったといわれています。
住吉神社では、まず騎手が神社に参拝します。 その後に神職が馬に乗って表参道を通り、那珂川に架かる赤い住吉橋に向かいます。 ここで何か唱え川に参拝します。
そして神社に戻り流鏑馬の走行が始まりますが、神職が流鏑馬の道を御祓いし、そしてテスト走行、その後に弓を射る本番の流鏑馬となりました。
馬は2頭。その内の1頭がテスト走行では興奮していたのか蛇行して、見ていた私の方まで迫ってきました。が、本番はまっすぐに走行。見事的にも命中しました。
今後も住吉神社の秋の行事が続きます。
お出かけになってはいかがですか。
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11月2日 横綱奉納土俵入り
11月7日 歩射祭
11月8日 稲荷神社鞴(ふいご)祭、少彦名(すくなひこな)神社例祭
11月10日 官幣社列格記念祭
11月15日 七五三子供祭
11月23日 新穀感謝大祭
筑前國一之宮 住吉神社公式HPより