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コラム

晩秋の美

2018年11月29日(木)
コラムニスト

今日は晩秋の神社仏閣を散策してきました。
といってもいつもの伽藍や社殿ではなく、晩秋のお庭の植物を探しに行きました。
11月下旬の寒さの中で、紅葉以外に皆様にご紹介できるものがあるかしらと心配しましたが、心配無用。沢山の美しい植物を見つけました。
皆さまもご一緒にご覧ください。

承天寺の洗濤庭(下1枚目)の白と紅の美しさにはうっとりします・・・
でも塔頭の天與庵で見つけた紅葉(下2枚目)の圧倒的な美しさは素晴らしかったです。出会えて良かったと思いました。

次は承天寺通り沿いに群れをなして咲いているツワブキの花です。まさに今が見頃というところ。こんなに花盛りなのに、なぜか少し寂しげに感じるのは、花びらの印象でしょうか。冷たい晩秋の風にぴったりの風情です。

次は東長寺の駐車場手前にあった紫式部(小ぶりなので園芸種の小紫でしょうか)です。葉が黄葉していて、とてもきれいでした。

六角堂近くで咲いていたサザンカです。詳しい品種名は分からないのですが。

東長寺には、この濃い桃色のほか、白、薄桃色などがあり、どの木にもはち切れんばかりの蕾が沢山ついていましたので、これからが見頃です。

 

続いて櫛田神社。本殿の前には立派なミカンがたわわに実っていました。(甘そう!)

飾り山近くにはガマズミの真っ赤な実が。またキミノセンリョウもひっそりと実をつけていて、櫛田神社に晩秋の彩りを添えていました。

紫のノボタンも咲いていました。この花を見ると、何故か着物を着て日本髪を結った女性を連想します。

 

神社仏閣の花木には、季節に合わせて実に風情があります。お時間のある時には、ゆっくりお庭を探してみてください。

 

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