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新「春吉橋」が開通しました

2022年04月18日(月)
コラムニスト

架け替え工事を行っていた新「春吉橋」が開通し、4月10日午前8時から全面通行できるようになりました。
春吉橋は那珂川にかかる橋で、戦後間もない昭和23年に福岡国体が開かれたときにかけられた通称・国体道路の一部で、老朽化などのため平成27年から架け替え工事が始まり、7年かかってこの度完成したものです。
迂回路となっていた新橋隣の仮設橋には令和5年度に広場が整備され、天神と博多をつなぐ新たなにぎわい空間が出現の予定です。
橋名板は福岡市出身のタモリさんが揮毫しました。
タモリさんのお父さんのお名前が「春吉(はるよし)」さんで思い入れが深かったので揮毫を引き受けられたそうです。揮毫のためタモリさんは1日に何十枚も書いて練習をしたそうで、整った読みやすい文字ですね。また博多に新名所が出来ました。

 

春吉橋の下流側に「中洲懸橋(なかすかけはし)」という名前の橋がかかっています。二本の橋が接近してかかっていること不思議と思いませんか?実はこの橋が旧春吉橋で、昭和23年に春吉橋がかけられた時に撤去される運命だったのが、地元の人たちから残してほしいという強い要望があり中洲懸橋として残り、現在歩行者・自転車専用道路として使用されているのです。
福岡市出身のグループ「チューリップ」の「博多っ子純情」の歌詞にも春吉橋が登場します。
春吉橋は3代100年以上の歴史がある博多っ子にとっては特別な思い入れがある橋なのです。

 

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