弘法大師が816年に開いた真言密教の聖地、高野山に初めて行ってみた。博多ガイドの会に入って興味を持った大師様を推し活する旅である。多くの人を魅力する世界遺産として、あまりにも有名である。空気が違う。なんとも言えない高揚感。金剛峯寺(こんごうぶじ)、壇上伽藍(だんじょうがらん)。そして大師様が入定された奥之院にある大師御廟(だいしごびょう)。宿坊に一泊しただけでは物足らない。どこに訪れても大師様を感じる幸せな押し活のひと時であり又訪れたいと思う地である事は間違いない。そして、改めて思う事が、大師様が806年日本で最初に開山した真言密教のお寺「南岳山東長密寺」である。なんと!開山が高野山より前なのである!見所は勿論体験所も満載で、大仏様の台座の下の地獄極楽巡り、お地蔵様の持ち上げ体験、耳に心地よい音の大念珠を廻す体験。それだけではなく、勿論大師様関連のお宝もある。書道史においても超人的であった大師様が書かれた直筆の「扁額(へんがく)」や「千字文」(通常非公開)東長寺は、博多のシンボルそして誇りであると改めて思う、大師様推し活旅の気付きであった。