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変わりゆく博多駅周辺

2022年09月08日(木)
コラムニスト

福岡市の天神・博多エリアで、いま大規模な再開発が行われています。
福岡市が取り組んでいるプロジェクトの内、博多駅周辺で進められているのが、「博多コネクティッド」です。JR博多駅を中心とした半径500mのエリアを対象に、整備されてきています。

先日、その一環として、筑紫口の駅前広場が完成しました。今まで5メートルほどだった歩道の幅を利用者が歩きやすいようおよそ12メートルに広げたり、雨にぬれず快適に移動できるよう駅前広場を囲む形で屋根が設置されたほか、タクシー専用の乗降場も設けられました。

また、西日本最大級のボウリング場だった「博多スターレーン」の跡地に博多コネクティッド 規制緩和第1号となる「博多イーストテラス 」が竣工しました。
1階はスモールオフィスとカフェ、2~10階はオフィスフロアになっています。
敷地内にはサウスガーデンとノースガーデンが設けられ、サウスガーデンでは、キッチンカーの設置やイベントの実施が予定されているそうです。

さて、筑紫口にあった、西島伊三雄さんが手がけたピラミッド型のモニュメント、覚えていますか?全4面に博多祇園山笠や博多松囃子が有田焼の陶板に直筆で描かれたものでした。
実は再整備で取り壊される予定でしたが、博多町人文化連盟と福岡市が協力して、モニュメントの一部を、西島さんが好きだった能古島の「のこのしまアイランドパーク」に移設保存する事が出来ました。いつか訪れてみてください。

博多コネクティッドによる開発事業は2028年までに、完了する予定です。ますます開発の進む博多駅周辺、これからの変貌に目が離せません。

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