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ボストン美術館所蔵“日本美術の至宝展”

2013年01月29日(火)
コラムニスト

九州国立博物館での上記特別展に行ってきました。

ボストン美術館は、東洋美術の殿堂として知られ、日本美術コレクションとしては、世界随一の規模と質を誇り、今回その中から90点もの仏画が、日本に里帰りして出展されています。

曽我蕭白(そがしょうはく)の雲龍図、長谷川等伯の松林図  屏風、尾形光琳、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)など、本当に素晴らしいものばかりです。一日中釘づけになってしまいました。

時代を隔てて、日本に里帰りしていたわけですが、日本に残っていれば、国宝指定も間違いなしと思われる文化遺産も多く、何故海外流出したのか不思議に思い、感動と共に疑問も感じて帰ってきました。残念な面もありますが、でもこの機会に是非一度ご鑑賞ください。

また、今年の直木賞に、安部龍太郎さんの小説“等伯”が決まりましたのもこの特別展開催時期とは、何か不思議な縁を感じますね!日本経済新聞に連載されており、毎日楽しく愛読していましたので、受賞は感無量です。

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