• Instagram
  • facebook
  • twitter

コラム

TOP > 博多ガイドの会 > コラム > 博多旧市街の由緒ある道場でマレーシア留学生と交流

博多旧市街の由緒ある道場でマレーシア留学生と交流

2022年05月18日(水)
コラムニスト

2022年5月3日は3年ぶりのどんたくパレードに福博の町は賑わいを取り戻し、お祭りに沸いていました。
この日、博多旧市街の一角にある道場・隻流館(せきりゅうかん)で これまた3年ぶりにマレーシア留学生によるハリラヤのお祝いが行われました。

ハリラヤ・プアサとはイスラム教徒が1年に1度、約1ヶ月に及ぶ断食が明けたことを祝うお祭りです。人口の60%以上がイスラム教徒のマレーシアにおいて1年で最もおめでたい日のひとつとされ、家やお店がデコレーションされたり新調した服で出かけたりと町中がお祭りムードに包まれます。日本でいうと盆と正月が一緒に来た感じ。
コロナ禍のなか日本に来ても直接の集まりや交流が出来ずにいた学生たち。
断食月・ラマダンが5月2日に明けたということもあり、以前は毎年開いていたお祝い会を再開したいと場所を探したところ、隻流館が道場を提供して下さり開催することができました。
主に九州大学の学生とOB達その家族も福岡県内外から集まり、ご馳走を持ち寄って久しぶりの再会を喜び合いました。
また、イスラムのお祭りですが多民族国家のマレーシアらしく、教徒でなくてもウエルカム!
飛び交う言語も英語、マレー語、日本語に中国語と居ながらにして海外旅行した気分になれました。

自由な海外渡航が再開して、また国際交流が盛んになる日が早く来ますように。

隻流館(せきりゅうかん) 博多区上呉服町3-3
承応元(1652)年に流祖二神半之助正聴が興した柔術(組打)と居合術(腰之廻)の二つの技法体系からなる総合武術としての双水執流の伝統を受け継ぐ。
直方藩で伝承されたのち、1720年の廃藩に伴う統合で福岡藩に伝えられ、現在の館長は16代目です。海外支部もあり外国人の弟子も多数。マレーシアの柔道家との交流もあるそうです。

(左)3年ぶりに皆で祝うハリラヤのスピーチをする留学生。隻流館や日本の方々への感謝も述べられました。
(右)道場内は広く、密にならないようゆったりと楽しめました。お話はマスク着用で!

(左)ココナツミルクで炊いたご飯を固めてダイヤの形に切ったクトゥパッ(日本での正月のお餅)はカレーをつけて。
(右)酸味のきいたサラダやスパイシーで甘みのある羊の煮込みやナシゴレン(炒飯)、豆腐に生姜蜜を掛けたスイーツなど。マレー料理はどれも私好み♪で美味しい。

道場前の東町筋では丁度どんたく松ばやしの3福神行列が来ていました。
御供所公民館前で「祝うたあ」の声が響き、手一本で締める様子を皆で見ることが出来ました。

関連記事

博多の魅力