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コラム

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魅力的な路地裏(西門通り)

2013年04月16日(火)
コラムニスト

ごらんのレトロな風景は、遠い昔に撮影したものではございません。私の大好きな路地裏です。さて皆様、何処だと思われますか?お判りの方は、かなりの博多通(つう)だと言えるでしょうね。

正解は博多区の御供所町にあります日本最初の禅寺『聖福寺』の西門から北西に延びる道、通称「西門(さいもん)通り」の付近でした。

この西門通りの道中に創業87年の吉武酒店と創業100年の西門蒲鉾本店に挟まれた所から撮影したのがこの路地裏風景です。

この道を少し前進すると左手に普賢堂(唯一現存している博多七堂の一つ)が建っていますが、この普賢堂は現在でも博多祇園山笠・東流れの直会(なおらい)にも使われているそうです。

この付近が何故大好きなのかは、少しお店のPRを交えながら説明します。まず吉武酒店ですが、店内の角打ちコーナー(10人位座れそう)で沢山の猫達に囲まれながら、おばちゃん手作りの卵焼きを肴に一杯(二杯?)呑みながら、その日初めて会った人と会話するのが幸せなひと時です。

続いて西門蒲鉾本店。ここの社長さんは博多のガイドに従事する者ならば知らない人は誰も居ない「博多の重鎮」上田啓蔵さんで、その弟さんは博多出身の有名バンド『チューリップ』でドラマーをされている上田雅利さんです。揚げたての「ちぎり天」を土産に持ち帰り、これを肴に一杯(二杯?三杯?)もこれまた最高に美味いのです。

結局、酒好きを露呈してしまいましたが、こんな素敵な路地裏風景が何時でも見られる博多の町が大好きな私でした。

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