昔の武家屋敷の敷地内に、代々祀られています。
痔の病気の治癒に御利益があるとのことで、今でも遠方からの参拝者があるそうです。
このお稲荷様は、お豆腐がお好きとのことで、参拝や治癒のお礼などとして、いなりやお豆腐があげられています。
現在の鳥居は、先々代が建立されたものです。
ちなみに、先々代は、松本冶一郎氏(部落解放運動家・政治家)が書生のころから才能を見抜き目をかけられていたとのこと。
松本氏は出世されてからも、先々代の存命中は、恩を忘れることなく、毎年、年賀の挨拶を欠かされなかったそうです。
お二人のお人柄が偲ばれます。