東長寺にある黒田二代藩主忠之公のお墓に参ったことのある方は見覚えがあると思いますが、お墓の手前右側に大きな樹が茂っています。
常緑樹で一年中緑の葉をいっぱい付けています。一寸見にはヤマモモの木に似ているので、そうとばかり思っていました。
ところが先日、住職様から「あれはホルトの樹です」と教えられました。「どこか外国から来たものですか」と尋ねたところ、「いや、あの樹は忠之公のお墓が出来て２０年ほど後に植えられたので、もう３４０年くらい経っています。寺の前の大博通りの街路樹も、たくさんホルトの樹が植わっています」と、教えてくれました。