うっとうしい梅雨の時期も6月半ばを過ぎると、博多の町は活気づいてきます。
「山笠があるけん博多たい!」博多の夏到来です。
6月30日には櫛田神社の飾り山笠のご神入れがあり、いよいよ7月1日に一斉に各所に飾り山がたちます。舁き山笠七流の男たちが動き始めます。
今回は山笠にまつわる隠れスポットをご紹介します。
お汐井とりは(朝なら潮、夕方なので汐だそうです!)スタート地点の石堂橋を渡り国道3号線に出て福岡都市高速の上下線の高架下をくぐり筥崎に向かいます。
その高架の橋げたの下の段に〈 雲 〉と書かれた鉄板が掛けてあります。
〝この場所こそ知る人ぞ知る隠れスポットです!″
千代流は、お汐井とりだけでなく追い山ならしや追い山で、ご神入れ後〝神″になった山笠がこの場所を通り抜けます。 その時、天と地の間を遮断してはいけないと、高速道路を空にある雲に見立てて、高架が開通した1986年(昭和61年)に鉄板を取り付けたそうです。
今年は、お汐井とりの男衆の粋なバックスタイル??ばっかり見とれないで、ちょっと上を向いて、その〝雲″を見てきてください!
※お汐井とりで走る時の掛け声から...「 お汐井、おしおい、おしょい、おっしょい オッショイ 」 に、なったとかならないとか...ミニ雑学でした。