博多を代表する民芸品、工芸品が展示してあります。
博多織、博多人形、博多独楽、博多おきあげ、博多曲げ物 等々
どれを見ても見入ってしまう程の端正な作りと、うっとりするほどの美しさ。まるで博物館さながら!ここはちょっとした博多の博物館です。
そして写真は山笠舁き手の正装水法被。
各流れの各々の背中に、個性と、今から始まる意気込みと自信を感じます。
山笠を見つめて16年。
生粋の博多人より博多の神髄をわかっているキリ絵作家 小西一珠喜さんの作品です。
五島列島の全焼した実家の焼け跡に、一本の柱と、小学生の頃描いたキリ絵だけが残っていたのだそう。
柱に掛かった切り絵を手にすると、「切り絵をしなさい」とお告げがあったとのこと。
博多を愛し、山笠を愛し、博多っ子気質丸出しの作品に、力強さと、深い優しさを感じます。
ご存命ならどんな作風にたどり着かれたのだろうか。想像を掻き立てられます。