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「旧麹屋番」石碑

2025年05月19日(月)
コラムニスト

「旧麹屋番」石碑は博多座の裏側にある「博多リバレイン内郵便局」の前にあり、町名は江戸時代に麹と酒作りを生業にしていた内田九郎右衛門の店があったのが町名の由来と言われています。「麹屋番」の「番」は役人や倉があった町内を「○○町」と呼ばずに「○○番」呼ぶ習慣があったそうですが、「麹屋町」には江戸時代まで「博多年行事」の役所があったので「麹屋番」と呼んだそうです。「麹屋番」は江戸時代から明治にかけて栄え、明治時代には岩田屋の前身の呉服店があり、掛町や綱場町とともに福博一番の商業繁華街でしたが、昭和41年の境界再編・町名変更で「川端」の一角となり、現在はこの石碑があるだけです。この石碑は1979年まで市内を走っていた市内電車の枕石で作られています。

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