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身近であった年の瀬の“ちょっといい話”

2013年12月26日(木)
コラムニスト

先日の夕刻、ボランティアが終わり、家に帰る為に、バスを待っていた際の出来ごとです。
多くの人が、雑然と並んでいたバス停前でしたが、目的のバスが、停留所に着いた時、そのバスに殺到しようとした人々の横に、一人の青年の押した身障者カートが近づいてきました。
その青年は、バスの運転手さんにスロープの要請をしました。
運転手さんが降りてきて、カート用のスロープを引き出し、カートを誘導しました。
それまでの間、殺到した人たちは、一旦その位置を空けて静かに待機していました。
カートを押した青年は、皆に向かい、“有難う”と大きな声で挨拶し、乗り込みました。
その後は、先を争うこともなく、人々が順に乗り込み、バスは出発しました。
その日は、寒い日でしたが、何か暖かいものを感じ、一日しあわせな気分になりました。
博多はいい街ですね!

博多の魅力