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コラム

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博多のテルマエ・ロマエ

2014年05月05日(月)
コラムニスト
前回のパートⅠ好評につき映画「テルマエ・ロマエⅡ」が4月26日(ヨイフロ)から上映開始となりました。皆様はもうご覧になられましたか?上戸彩ちゃんいつ見ても可愛いですね。阿部ちゃんはいつ見ても濃い顔をしていますね。

さて、その映画の中で何回かシーンとして登場しますが、レトロな銭湯が出てくるのをご存知ですか?私の小さかった頃には博多の町でもあちこちに銭湯が点在していて、非常に懐かしい思いで映画を観ておりました。

現在、博多部には近代的スパランドや温泉センター施設などが沢山出来て、昔風のお風呂屋さんが少なくなっておりましたが、お櫛田さんのすぐ近くにも確か残っていたなぁと思い出して早速『大春湯』の方へ取材しに伺いました。

しかし銭湯入り口の貼り紙に「3月31日をもって閉館しました」と書かれていましたので大変ショックを受け一時途方に暮れておりましたが、それでも頑張って他を探し続けたところ、ついに博多部から石堂川を渡って東の方面ですが、千代の町で見つける事が出来ました。その名は『大徳湯』さんです。

4月26日(ヨイフロ)当日、早速リポートして参りましたので、写真付き情報で解説を入れてご案内させて頂きます。

外観・・・昔は銭湯前が社交場でした。

下駄箱・・・似たような靴は間違えられるのでここへ入れてください。

番台・・・一度でいいから座って女風呂を覗いてみたかったなぁ。

小銭箱・・・お釣り用の小銭入れで、数十年使用されているそうです。

ロッカー・・・昔の銭湯は、かごしかなかった時に財布が心配でした。

ロッカーと体重計・・・体重計は壊れたらいけないのでそっと乗って量ってくださいね。

浴槽・・・手前から電気風呂、泡風呂、ちょっと熱めのメイン浴槽

洗い場・・・赤(熱湯)青(冷水)で調整します。一斉に9人洗えます。

昔ながらのマッサージ椅子・・・くつろげますよね。

おまけ・・・やっぱり風呂上りは腰に手を当ててグビリっとね。

浴場の壁に富士山とかの絵は有りませんでしたが、昭和23年から営業されておられる老舗のお風呂屋さんでした。

石鹸・シャンプー・タオルがなくても番台で購入できますので(これは昔と変わらない)皆様も博多の街めぐりで汗をかかれた際は、是非とも思い出されましてご利用下さい。小さかった頃の思い出が甦るかもしれませんよ。

住所は博多区千代4丁目27-10(崇福寺の東側裏手)
営業時間はPM3:00~PM11:00、定休日は日曜日、入浴料は440円です。

他にもレトロなお風呂屋さんを見つけた際は、『テルマエ・博多パートⅡ』にて皆様にご報告致します。 乞うご期待!

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