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『戦前にも博多には大仏が在った』

2012年11月22日(木)
コラムニスト

博多駅より北に歩くこと10分で東長寺に着きます。

その中に総桧木で作られた「福岡大仏」があります。
煩悩の数に合わされたのか、高さは10.8mです。
木造坐像としては、日本で一番の高さを誇り、すごくお参りの多い大仏様として賑わっています。

さて、戦前には、「称名寺」境内に(博多土居町に在りましたが、大正9年馬出に移る)「博多大仏」が有り、博多名物として市民に親しまれていました。
兵庫県のお寺から試作品の大仏の首だけを貰い改鋳し、明治45年に作られた青銅製の釈迦如来坐像です。
高さは5.5m。昭和19年戦時の金属供出により姿を消しますが、「奈良、鎌倉に次ぐ大仏さま」として博多のほこりでもあり、お参りする信者が絶えませんでした。
気さくなご住職と面談が出来まして、大仏の写真を見、話を聞き、境内をくまなく案内願い、本堂にて阿弥陀如来を参拝させて頂きました。

尚、称名寺は、1320年開基、時宗のお寺(一遍上人が開祖)でありまして、浄土宗の一流と思います。
目を見張る大きさの台座は、今も残っていて当時をしのぶ事が出来ました。本堂も庭も綺麗にされていて、小一時間の見学でしたが雑踏の中の静けさを感じました。
バス停からも近く、寄りたくなる穴場のお寺だと思います。

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