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「博多区那珂八幡神社を年末・年始あらためて参詞する」

2018年01月15日(月)
コラムニスト

博多の魅力コラム(2015-12-07付  )、にて一部を掲載したが、続編として記載する。

毎年奉納の絵馬の数にはビックリする。
那珂八幡神社は、奈良の大和朝廷に匹敵する前方後円墳の上に神社がまつられている。
墳墓の上に建つ建物は、珍しく無く、太宰府天満宮は「菅原道真」が亡くなった所に建っている。又、柳川藩藩主「田中吉政」は、関ケ原の戦いで徳川につき、岡崎城主より移封され、幾多の功績を残すが、墓地の上に、真勝寺が建っている。私事、我が家の菩提寺でも有る。
さて、那珂八幡神社の祭神は、神宮皇后となっており旧い神社である。
前方後円墳は、昭和46年発掘が行われ認定される。
埋葬者は、この地域の豪族者と思われ、その豪族は誰かと様々な憶測が生まれ興味深い。
神様の前の舞台には、約2m四方の絵馬が数十枚並び壮大である。
身近で見ると戦記物記載が大半で、プロの絵師が描いたものと思われ素晴らしい。平成30年の絵馬も添付する。
全国でも稀である「絵馬上げ」も40~50年続いている。
「絵馬上げ」は、41才の厄年を迎える方達を中心に、那珂小学校生の持ち回りの担当が地域の全戸数を回り寄付を集め、出来上がった物を、12/30の晦日に新しく掲げられる。
12月30日も31日も参内するが行事らしきものは無かった。
85才の長老のお婆さんの話によると、此処に40~50年住んでいるが、那珂八幡神社・近くに在る竹下地録神社、東光寺、を正月の3社詣りとしているとの事。
全く、地域の素朴な神様への願い行事風習と思われる。
竹下地録神社もお参りするが、敷地はここより広く、絵馬の新調は無く、何処にもあるお宮さんのイメージ、お神酒を頂き新年の願いを神前に手向ける。
お参り順番待ちの数十人が並び、清々しい1日であった。
境内には、福岡市文学賞を受賞した、桑原廉靖の碑があり、碑文にこう刻まれている。「武者絵馬に少年日の名はありて 兵には召され発ちてゆきたり」

 

 

 

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